「笑うマトリョーシカ」原作をネタバレ!ドラマと主人公が違っても結末は同じ!?

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2024年6月28日より放送開始のドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)は、早見和真さんの同名小説が原作となっています。

この記事では、小説「笑うマトリョーシカ」のネタバレをご紹介していきます。

※この記事にはネタバレを含みますのでご注意ください。

キャスト相関図・あらすじについてはこちら↓

「笑うマトリョーシカ」キャスト相関図!登場人物・あらすじをまとめてご紹介!

目次

「笑うマトリョーシカ」原作をネタバレ!ドラマと主人公が違う!?

ドラマ「笑うマトリョーシカ」の原作となった早見和真さんの同名小説の内容について、ネタバレ紹介していきます。

ドラマでは新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が主人公となっていますが、原作小説では主人公は政治家・清家一郎(櫻井翔)となっています。

よって、ドラマと原作とは内容にも異なる部分があることが予想されます。

この記事では、原作のネタバレについてまとめています。

道上が感じた違和感

新聞記者・道上香苗は、一人の政治家の元に取材に訪れます。

その政治家とは、27歳で政治家となり40代という若さで官房長官にまで上り詰めた清家一郎という人物。

清家の自伝「悲願」についての取材を通して、道上は清家に対し違和感を抱くのでした。

将来を嘱望された若き政治家・清家一郎への違和感の正体を突き止めるため、道上は清家の過去を調べることに。

清家の卒業論文

家のことを調べていた道上は、清家の大学の卒業論文を目にします。

清家の卒論は「エリック・ヤン・ハヌッセン」について。

ハヌッセンはナチス時代にヒトラーのブレーンだった人物であり、清家は卒論の中でヒトラーに取り入ることで国家を支配しよう目論んだハヌッセン激しく批判していました。

ハヌッセンを激しく批判していることが気にかかった道上は、清家のゼミを担当していた西島教授に話を聞きに行きました。

西島教授によれば、当時、清家の友人・鈴木俊哉(玉山鉄二)が大学時代に清家に対してかなりの執着心を持っていたように見えたとのこと。

鈴木は、清家と高校時代からの友人でもあり、現在清家の政務秘書官を務めている人物。

調べを進めると、鈴木は清家の母・浩子と肉体関係にあったこと、また、浩子に頼まれて清家とその恋人・三好美和子とを別れさせるべく画策していたことが分かったのです。

このことから道上は、自分に取り入り操ろうとしている母・浩子と鈴木からの束縛に苦しんでいたことで、

清家は卒論の中において、自分自身をヒトラー、母・浩子と鈴木のことをハヌッセンになぞらえ、ヒトラーを操ろうとしていたハヌッセンを強く批判していたのではないかと推測するのでした。

清家の周りで起こった不可解な出来事

清家の周辺を調べると、不可解な出来事がいくつか起こっていたことが分かりました。

・清家の大学時代の恋人・三好美和子が突然音信不通に。

・愛媛県出身の代議士・武智和弘(小木茂光)が事故死。→清家がその地盤を引き継ぎ27歳で選挙で当選。

・秘書・鈴木俊哉が交通事故に遭遇。→命には別状なし。

・母・浩子の結婚相手・清家嘉和が交通事故死。

卒論にて清家は、母・浩子と鈴木のことをヒトラーに取り入り操ろうとしていたハヌッセンに例えていたと考えると、清家のことを操っているのは母・浩子と鈴木であると考えられるものの、

鈴木自身も命に別状はなかったにしろ交通事故に遭っているため、清家を操ってるのは母・浩子なのでは?

そう推測した道上は、清家の実家のある愛媛県松山市まで浩子を訪ねるとともに、清家の恋人だった三好美和子の実家にも足を運ぶのでした。

母・浩子について

清家の母・浩子は現在70歳とのことですが、70歳とは思えない妖艶な魅力を持った女性でした。

浩子は、女の武器を利用して一郎を支えてきたと言います。

浩子は、中国人の母と日本人の父の間に生まれたハーフ。

浩子の母は、戦時中日本兵だった男に弄ばれた過去を持っており、時折、日本人の男性に対し「復讐」という言葉を口にしていたとのこと。

幼い頃から母の「復讐」という言葉を聞いていたことで、成長した浩子は次第に自らの美貌を武器に男性を操るようになっていったのでした。

高級クラブで働いていた浩子は、ある日、政治家・和田島芳考(加藤雅也)と出会い、肉体関係に。

©TBS

和田島は次期総裁の呼び声高い人物でしたが、母の意向に沿った人生を歩いてきただけの人物でした。

母親を亡くしたことで指針を失い、どうしたらいいのかわからなくなっていた和田島を目にしたことで、浩子は自分が和田島を操ろうと考えました。

そんな中、浩子の妊娠が発覚。

浩子は、元ホステスである自分と和田島との結婚は、政治家・和田島にとってマイナスになると考え、未婚のまま息子・一郎を出産。

浩子は、「日本を動かす政治家になってほしい」と一郎に強く願ったのでした。

その後、浩子はホステスをしていた頃の客・清家嘉和に近付いて結婚。

そして、母と一郎を連れ、夫となった清家嘉和の故郷である愛媛県松山市に移り住みます。

しかし、穏やかな日々は長くは続かず、次第に夫・嘉和は嫉妬にかられ、浩子だけでなく浩子の母や一郎にもつらく当たるように。

やがて耐え兼ねた浩子が和田島に助けを求めると、その後すぐ、嘉和は自動車事故により亡くなったのでした。

タイミングを考えると、和田島が何らかの手を使って嘉和を死に至らしめたことは明らかでしたが、浩子はそのことを口に出すことはなく、自宅を相続し、自由の身になったのでした。

大学時代の恋人・三好美和子について

道上は、清家の大学時代の恋人だった三好美和子にも会い、話を聞きます。

(実は、三好美和子は偽名であり、本当の名前は真中亜里沙)

大学時代、清家は母・浩子と友人・鈴木から束縛されていることに不満を募らせていました。

そのことを利用して、美和子は清家を自分に依存させるように仕向けるとともに、自分が清家を政治家にすることを計画したのでした。

清家を政治家にするため、美和子は清家の前から姿を消すとともに、当時27歳だった清家を選挙に出馬させるため、愛人関係だった代議士・武智和弘を交通事故に見せかけて亡き者とし、武智の地盤を清家に引き継がせたのでした。

©TBS

清家を操る人物とは?

浩子と美和子から話を聞いた道上は、清家の元に向かいます。

「政治家にさせたい」という思いを持った、母・浩子や鈴木、そして美和子に操られていたように思えた清家でしたが、道上に対し「操っていたのは自分だ」と告白します。

清家は操られているふりをしていただけであり、常に冷静だったと言うのです。

自分のことを軽視し、見くびっていた人物たちを最悪のタイミングで切り捨て、復讐を果たしたのでした。

まとめ

2024年6月28日より放送開始のドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)。

原作は、早見和真さんの同名小説です。

この記事では、「笑うマトリョーシカ」の原作についてのネタバレをご紹介していきました。

おそらく、ドラマにおいても原作と同じような結末になるのでは?と思うのですが、

原作の主人公は清家なのに対し、ドラマでは道上に変更されているなど、ドラマと原作とでは変更点がありますので内容は少々異なることが予想されます。

小説とは異なり、記者・道上からの視点で楽しめるドラマも楽しみです!

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