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「VIVANT」テントのモニターは誰？別班員の動画を送ったのは野崎で乃木の作戦！？

2023年9月11日2023年12月21日

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「VIVANT」第9話にて、テントのモニターより別班員が生存している証拠となる動画が送られてきましたが、この送り主は野崎守（阿部寛）ではないかと私は考察しています。

野崎は乃木から依頼され、モニターに成りすまし、テントに別班員の動画を送ったのだと思うのです。

以下、考察していきます。

目次

「VIVANT」テントのモニターは誰？

「VIVANT」第9話にて、テントのモニターより別班員が生存している証拠となる動画が送られてきましたが、この送り主は一体誰なのでしょうか？

私は、野崎では？と考察しているのですが・・・

考えられる人物を挙げていきます。

柚木薫（二階堂ふみ）

©TBS

別班員の写真が撮られたのは、入院している病院内。

また、病院の壁が青かったことで、薫の勤務する病院である可能性も高いため、病院内にいる薫が怪しく感じられます。

また、薫とテントとの繋がりがあるかどうかはわかっていませんが、薫はジャミーンの主治医であるとともに、テントと繋がりのあるジャミーンにとても執着している様子ゆえ、

©TBS

薫もテントと繋がっている可能性も大いに考えられるかと思います。

ただ、乃木憂助（堺雅人）から聞くまで、テントのリーダーであるノゴーン・ベキ（役所広司）は、ジャミーンの所在を知らなかったため、

薫とテントとか密に連絡を取っているとは考えにくいように思えます。

ドラム（富栄ドラム）

©TBS

バルカ人であるドラム。

ジャミーンとともに日本に来ており、ジャミーンの病室に泊まり込んで面倒を見ているため、病院にて別派員の写真を撮ることも容易いことだと思われます。

また、バルカにて乃木に撃たれ、意識を失っていた別班員の身柄を引き取ったその場にもいたため、別班員の顔も知っているかと思います。

ただ、やはり、ドラムがテントの関係者であった場合、ジャミーンのことを知らせていないのには疑問が残ります。

新庄浩太郎（竜星涼）

©TBS

テントのモニターだった山本巧（迫田孝也）や乃木の尾行を失敗しているため、「精鋭ぞろいの公安のはずなのに、度々尾行を撒かれているのはおかしい。わざとなのでは？別班、もしくはテント関係者？」と疑う声が多い新庄。

今回、テントに別班員の写真を送った可能性も考えられなくはないですが、バルカにて別班員の身柄を確保した際にも、日本行きの飛行機に棺桶を積み込む際にも新庄は立ち会っていないようですので、

おそらく、新庄は別班員の顔を知らないのでは？

そうなると、動画をとるのも不可能かと思われます。

長野専務（小日向文世）

©TBS

本人は「薬物依存の治療のため、厚生施設にいた」としていますが、空白の2年間があることで「別班なのでは？」という声や、

自爆したザイールのことを乃木にしつこく聞いていたことから「テントなのでは？」とも疑われている長野専務。

丸菱商事の部下であり、天才ハッカー・ブルーウォーカー（太田梨歩）と不倫関係だったとも言っていましたが、公安の取り調べを受けていた時の表情から、

©TBS

「何かを隠しているのでは？」「不倫薬物おじさんで終わるわけがない」という声も多く、長野専務がテントのモニターであり、別班員の写真を送ったのでは？とする声も挙がっています。

ただ、やはり長野専務は別班員の顔は知らないと思うのです。

ちなみに、私は長野専務は別班では？と考察しています↓

野崎守（阿部寛）

©TBS

バルカにて、乃木に撃たれ、意識のなかった別班員を救出した野崎ゆえ、別班員の顔は把握しているはず。

よって、別班員の病院内での姿をカメラに収めることも可能かと思われます。

また、病院内にはドラムもいるため、野崎自らが映像を撮らずとも、ドラムに依頼して別班員の姿を撮影した可能性もありそうです。

また、テントのモニターであった山本の自宅を取り調べているため、テントの連絡先なども山本のパソコンから調べがついているのかもしれませんし、

乃木から入手した可能性もありそうです。（これについては詳しく後述していきます。）

チンギス（Barslkhagva Batbold）

©TBS

バルカにて、乃木に撃たれた別班員の救出に携わっていましたので、別班員の顔を知っているため名前を挙げさせて頂きましたが、

チンギスに関してはバルカにいるため、日本の病院で別班員の姿を撮影することは不可能だと思われます。

司令・櫻井里美（キムラ緑子）

©TBS

別班の指令・櫻井里美も別班員の顔を知っている人物。

櫻井は、司令として、テントとその裏にある何かを知っていながら別班員たちにそれを話していなさそうに思えます。

今回、乃木が別班としての作戦を変更し、自らの考えた”作戦”によりテントに侵入していることを考えると、乃木も櫻井に裏の顔があると感じ、信用していないことがうかがえます。

よって、櫻井が「裏切り者」である可能性もあるものの、それまでずっとテントを追っていたことを考えると、テントのモニターであるとは考えにくいです。

櫻井の「裏切り」については、こちらに詳しく考察しています↓

「VIVANT」別班員の写真を送ったのは野崎！？

テントに別班員の写真を送った”日本のモニター”は、以下の条件に合致する人物ではないかと思われます。

・別班員の顔を知っている

・入院した病院を知っており、撮影できる

・テントの連絡先が分かる

そう考えると、これらすべての条件に当てはまるのは野崎ではないかと思われます。

バルカ行きの飛行機の中で、「あなたは鶏群の一鶴　眼光紙背に徹す」と乃木から言われた野崎。

乃木のこの言葉の意味することに関しては、こちらの記事にて詳しく書いています↓

その後、一旦乃木に仕掛けた発信機が途絶え、その後再び復活した場所に向かったところで、野崎はスマホで誰かからメールを受け取った場面がありました。

©TBS

おそらくこれは、乃木からのメールであり、自身が撃った仲間の別班員を救出して欲しいと依頼する内容だったのでは？と思うのです。

よって、今回、別班員の写真をモニターに成りすまして送ったのも、乃木からの依頼なのでは？

山本のパソコンからテントの連絡先を入手した可能性もありますが、もしかしたら、テントに潜入した乃木から連絡先を送られてきたのかもしれません。

野崎は、乃木から別班員の写真を送るように依頼され、ドラムに撮影させて、それを日本にいるモニターに成りすまして送ったのでは？

「VIVANT」別班員の写真の送付も乃木の作戦！

日本のモニターから送られてきたという別班員が生存している証拠映像によって、乃木は窮地に立たされたように見えますが、

実は、そうでもないのでは？と思うのです。

逆に、父・ベキに信用されるようにとった行動ではないかと私は考察しています。

「別班としてここに来た」は既に分かっている

「VIVANT」第9話の最後、「別班としてここに来たのか？」とテントのリーダーであり、自らの父・ベキに問われた乃木は、Fが止めるのも聞かず、「別班としてここに来た」と告白しました。

©TBS

ですが、第8話にて、ベキは既に乃木が「別班としてテントに潜入していている」ということはわかっていたのでは？と思うのです。

ご飯の重さを手で正確に量る乃木を見て、別班の仲間である黒須駿（松坂桃李）を撃った銃の中には1発の弾しか入っていないということが乃木には分かっていたということを察知するとともに、

ベキは、乃木が仲間を裏切ったわけではないということが分かったことで乃木を受け入れました。

©TBS

ですが、「仲間を裏切ったわけではない」ということは、同時に「別班として潜入してきている」ということにも繋がります。

よって、ベキはこの時すでに「別班としてテントに来ている」ということはわかっていたと思われます。

信用を得るために

そして、おそらく「別班としてテントに来た」ということにベキが気が付いていることは、乃木自身もわかっていたのでは？

父・ベキの「もう嘘はやめてくれ」の言葉を受け止め、事実を嘘偽りなく告白することによって、

「たとえ命がなくなったとしても、嘘をつくつもりはない」という姿勢をベキや他のテントのメンバーに示したのでは？と思うのです。

©TBS

乃木は、ベキがすでに「別班としてテントに来ている」ということを知っているため、自分の命を取るようなことはしないと思っているとともに、

それで嘘をついてしまうと一気に信用を無くしてしまうこともわかっているため、信用を得るためにFの制止を振り切って本当のことを告白したのでは？と考えます。

フローライトの情報漏洩のタイミング

日本のモニターから別班員の動画が送られてきたのは、フローライトの情報が漏れたタイミングでした。

フローライトの情報漏洩について、ノコル（二宮和也）に疑われた乃木。

このタイミングにて別班員の生存が分かったことで、乃木は更なる窮地に立たされたように見えますが、この別班員生存の証拠映像を利用し、

©TBS

実は「たとえ命がなくなろうとも、嘘をつくつもりはない」という自らの姿勢を見せることによって、フローライトの件についても、自らが情報漏洩したものではなく、それに嘘偽りはないと証明しようとしたのでは？と思うのです。

よって、別班員生存の証拠動画は、フローライトの情報漏洩に関して、ベキの信用を得るために乃木が野崎に依頼して送ってもらったものではないかと私は考察します。

まとめ

「VIVANT」第9話にて、テントのモニターより別班員が生存している証拠となる動画が送られてきましたが、この送り主は野崎であり、

乃木から依頼された野崎がテントのモニターに成りすまして送ったのだと私は考察しています。

「VIVANT」第8話において、ご飯の重さを正確に量る乃木を見て、おそらくベキは既に乃木は別班を裏切ったわけではないということを把握していたかと思われます。

おそらくこのことに関して、乃木自身もわかっており、「命を取られそうになってもベキに対して嘘はつかない」という姿勢を見せることで、

疑われていたフローライトの情報漏洩についても自分が行ったことではないと証明したかったのでは？と思うのです。

「VIVANT」も残すところあと1話、この先どんな展開になるのでしょうか？

他にもいろいろ考察しています↓

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