「ブギウギ 」中山史郎のモデル・中川三郎は水谷豊のタップの先生!趣里との不思議な縁!

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「ブギウギ」に登場する中山史郎のモデルは中川三郎さんです。

中川三郎さんは日本人で初めてブロードウェイの劇場に出演し、日本タップダンス界の祖と称された人物。

また、「ブギウギ」にてヒロイン・鈴子を演じる趣里さんの父・水谷豊さんは、中川さんにとっての「最後の愛弟子」だったそうで、趣里さんとの縁も感じます。

「ブギウギ」中山史郎のモデル・中川三郎さんはどんな人物だったのか、また、ヒロイン・鈴子を演じる趣里さんの父・水谷豊さんとの関係をまとめてみました。

中山史郎を演じる小栗基裕さんについてはこちら↓

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目次

「ブギウギ 」中山史郎のモデル・中川三郎はどんな人?

「ブギウギ」に登場する中山史郎のモデル・中川三郎さんについて、どんな方なのかご紹介していきます。

©NHK

1916年(大正5年)3月に大阪で生まれた中川さんは、1930年(昭和5年)に日本歌劇の創始者と言われる伊庭孝氏に師事し、楽劇理論を学ばれ、15歳で伊庭氏の主宰する歌劇団において初舞台を踏みました。

その後、慶応大学在学中に単身渡米。

日本人で初めてブロードウェイの劇場に出演されるとアメリカ人からも絶賛され、アメリカ人が才能を認めた最初の日本人であったと言われています。

https://www.facebook.com/nakagawastudio/

母親の死去にともない1935年(昭和10年)に帰国した後は、タップダンサーとして活躍。

1936年(昭和11年)に日比谷公会堂にて帰国第1回公演を行い、その後、東京進出するために吉本興業から高額スカウトされ専属ダンサーとなりました。

その人気で吉本興業を支えますが、1939年(昭和14年)には東宝に移り、北野劇場で「中川三郎ハタアズ」の旗揚げ公演を行いました。

1955年(昭和30年)には全日本職業舞踊家協会を設立し、初代会長を務められました。

また、毎年各レコード会社とタイアップし、新ダンスを発表する傍ら、中川三郎ダンススタジオ設立することで全国に社交ダンスを広めるとともに、銀座にダンススポットをオープンさせるなど、ダンスの普及に尽力されたことから

1968年(昭和43年)には紫綬褒章、1985年(昭和60年)には紺綬褒章を授章。

また、1988年(昭和63年)には社会文化功労章を受章されるなど、その功績は大きく、

2003年(平成15年)10月に85歳にて永眠されました。

「ブギウギ 」中山史郎のモデル・中川三郎にとっての最後の愛弟子は水谷豊!

上述の通り、日本人で初めてブロードウェイの劇場に出演し、アメリカ人にもその実力を認められるとともに、日本タップダンス界の祖とも称された中川三郎さん。

その中川さんの「最後の愛弟子」となったのは、「ブギウギ」にてヒロイン・鈴子演じる趣里さんの父・水谷豊さんなのです。

中川さんの娘・裕季子さんがご自身と父である三朗さんの人生を振り返ったノンフィクションの本の帯には、水谷さんの言葉が・・・。

もしかしたら僕が中川三郎先生に個人的にタップを見ていただいた最後の人間かもしれません。

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裕季子さんもタップダンスの公演のプロデュースをされており、その公演では、水谷さんが観劇されている姿も目撃されていて、中川三郎さんだけでなく、その娘・裕季子さんと水谷さんの交流の深さが伝わってきます。

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