「アンチヒーロー」において、緋山啓太（岩田剛典）が羽木朝雄（山本浩司）殺害の犯人であるのかどうか考察してみました。
緋山は犯人ではなく、真犯人は同じ工場で働く佐藤涼（前原瑞樹）の可能性があるのでは？と考えます。
以下、考察していきます。
【考察】「アンチヒーロー」緋山（岩田剛典）は犯人じゃない！？
「アンチヒーロー」において、羽木朝雄殺害の犯人とされている緋山啓太ですが、おそらく緋山は犯人ではなく、真犯人は別にいるのでは？と考察します。
明墨とは？
「アンチヒーロー」の公式ページにおいて、主人公・明墨正樹（長谷川博己）についてこのように記載されています。
「犯罪者である証拠が100％揃っていても」とありますが、これは、証拠が揃っているからと言って、必ずしも「犯人では？」と疑われている人物がそのまま犯人であるとは限らず、
たとえ証拠が揃っているかのように思えたとしても、それは「100％犯人であるとは言い難い」ということを指し示しているように思えます。
「殺人犯をも無罪としてしまう」という文の中において使われている「殺人犯」とは、「誰の目から見ても犯人であるかのように見えている人物」を指しており、「実際に殺人を犯した人物」という意味ではないのではないかと思えます。
明墨は、実は犯人ではないのにも関わらず、犯人である証拠が揃ってしまっていることで犯人だと判断されてしまいそうな人物を無罪にする弁護士ではないでしょうか？
謎の男（緒形直人）との繋がり
「アインチヒーロー」第1話において、刑務所のようなところで少女の似顔絵を描いている謎の男（緒形直人）が登場しました。
この男のそばには明墨から送られてきた手紙が何通もあったので、
おそらく明墨が過去に弁護したものの、「犯人である」という証拠が揃ってしまっていたことで、実際は犯人ではないにも関わらず、投獄されてしまった人物ではないかと考察します。
この謎の男を無罪に導くことができなかったことで、それ以来、明墨は「アンチな弁護士」と化したのではないかと考えます。
謎の男（緒形直人）の正体については、死刑囚・小国智浩であり、紗耶の父親なのではないかと考察しています。↓
「アンチヒーロー」緒形直人の役名は小国智浩で紗耶の父！妻殺害の冤罪で収監の可能性！
【追記】
「アンチヒーロー」第3話において、明墨は元検事であったことが判明しました。
このことから、明墨は検事として志水のことを有罪にしたものの、ももせれいこの死によって志水の冤罪に気が付いたことで弁護士となり、志水の冤罪を晴らそうとしているのではないか？と今は考察しています。
「アンチヒーロー」ネタバレ考察！”ももせれいこ”は明墨の恋人か姉妹で志水の冤罪に気付くきっかけ！？
緋山（岩田剛典）は犯人じゃない
明墨が「実は犯人ではないのにも関わらず、犯人である証拠が揃ってしまっていることで犯人だと判断されてしまいそうな人物を無罪にする弁護士」であるならば、
そのやり方は「アンチ」であったとしても、結果的には冤罪を防ぐ「ヒーロー」。
このドラマのタイトル「アンチヒーロー」にも沿った内容となります。
第1話では、犯人であることを指し示す証拠が揃ってしまっていることで、犯人ではないかと疑われている緋山ですが、
実際は犯人ではなく、明墨が「アンチ」な手法を用いながらも緋山の冤罪を防ぐ・・・という流れになるのでは？と予想します。
【考察】「アンチヒーロー」真犯人は佐藤涼（前原瑞樹）の可能性！
羽木社長殺害の犯人が緋山でないのであれば、では一体、誰が犯人なのでしょうか？
犯人について考察すると、一番怪しいのは、佐藤涼ではないかと思われます。
指紋
裁判にて、羽木社長の息子・湊くんに「箪笥の上にのってしまったボールを緋山にとってもらったことがある」と証言させた明墨ですが、
それは、明墨が湊くんの勘違いを利用したものでした。
実際に、湊くんがボールを取ってもらったのは、緋山ではなく佐藤。
それならば、佐藤の指紋が検出されるはずですが、裁判において姫野検事（馬場徹）はこのように言っています。
「現場には、家族以外あなたの指紋しか検出されていません。」
湊くんが佐藤にボールを取ってもらったことがあるならば、家の中から佐藤の指紋も検出されるはず。
ですが、検察によると「家族と緋山の指紋しか見つからなかった」ということですので、
佐藤が犯行後に自分の指紋をふき取った可能性もあるのでは？
緋山の指紋が見つかったのは、ハンマーで殴打された社長の声を聞いたことで工場から家に駆け付けるなどしたことで玄関付近に指紋が付いたということが考えられます。
湊くんと仲良し
佐藤は、湊くんとよく遊んであげている印象です。
佐藤が羽木社長殺害の犯人であった場合、もしかすると小児性愛者であり、湊くんをターゲットにしていた・・・などという可能性も考えられそうです。
そのことを社長に咎められたことで犯行に及んだ・・・あくまで可能性ではありますが、このような動機なのかもしれません。
まとめ
「アンチヒーロー」において、緋山啓太が羽木朝雄殺害の犯人であるのかどうか考察してみました。
明墨はアンチな弁護士ではありますが、本当の殺人犯を無罪にするというわけではなく、やり方は「アンチ」ではあるものの、証拠となるものが揃ってしまっていることで犯人ではないにも関わらず、犯人にされそうな人物を無罪に導く弁護士であるように思えます。
よって、緋山の裁判においても、決して褒められた手法ではないものの、検察が提示した一つ一つの証拠をつぶしていくことで、緋山の無罪を勝ち取るのでは？と考察します。
緋山は犯人のように思えるものの、実際は犯人ではなく、真犯人は同じ工場で働く佐藤涼の可能性があるのでは？
もしも、佐藤が犯人であった場合、湊くんが絡んでくる可能性があるようにも思えるのですが・・・果たして真相は？
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