「ブラックファミリア」の原作は漫画ではなく、オリジナルストーリーです。
2023年10月期のドラマは、漫画が原作のものが多い印象ですが、「ブラックファミリア」は完全オリジナル作品となっており、
娘の死の真相を暴くため、一家総出で異なる人物に成りすまし、復讐を遂げていく・・・というストーリー。
また、2017年10月期放送の木村多江さん主演「ブラックリベンジ」、2018年10月期放送の山口紗弥加さん主演「ブラックスキャンダル」に続く、”ブラック”シリーズ第3弾目の作品とのことなので、
「ブラックファミリア」の内容や、「ブラックリベンジ」「ブラックスキャンダル」との共通点まで調査してみました。
「ブラックファミリア」のキャスト相関図についてはこちらの記事に詳しくご紹介しています↓

「ブラックファミリア」の原作は漫画ではなく完全オリジナルストーリー!
「ブラックファミリア」の原作は漫画ではなく、オリジナルストーリーです。
2023年10月期のドラマは、漫画が原作のものが多い印象ですが、「ブラックファミリア」は完全オリジナル作品。

脚本家は、佐藤友治さん、城定秀夫さん、富安美尋さんの3人。
佐藤友治さんは、「ブラックリベンジ」「ブラックスキャンダル」の”ブラック”シリーズの他、
2022年10月期放送の日本テレビ系「霊媒探偵・城塚翡翠」、2016年1月期放送の日本テレビ系「臨床犯罪学者 火村英生の推理」などの脚本も手掛けられています。

また、城定秀夫さんは2023年7月期放送のテレビ東京系「成れの果ての僕ら」の脚本などを手掛けられており、

「ブラックファミリア」においては、脚本を担当されるだけでなく、監督も務められます。
(「ブラックファミリア」の監督は、城定秀夫さん、坂本栄隆さん、本田隆一さんの3人です。)
そして、富安美尋さんは2023年4月期放送の読売テレビ系「勝利の法廷式」、2022年10月期放送の日本テレビ系「つかの間の一花」の脚本を手掛けられていらっしゃいます。

「ブラックファミリア」のあらすじ・内容は?
すべての始まりは、早乙女ホールディングス代表代表取締役社長・早乙女秋生(平山祐介)の”ホームパーティー”の流出映像。

この映像には、早乙女秋生の長男で衆議院議員の早乙女倫太郎(塩野瑛久)の泥酔した姿が映されており、この映像がきっかけで倫太郎の女性への暴行事件が明るみになり、
映像が流出してから1週間後、倫太郎は議員辞職することに。
一方、新堂家では、女優を目指す次女・梨里杏(星乃夢奈)のデビューを祝い、夜に食事をするはずが、何故か梨里杏だけがレストランに現れず・・・
食事をキャンセルしてレストランを出ると、母・一葉(板谷由夏)元に梨里杏からの着信が入ります。
「お母さん、ごめんなさい。私ーーー。」
梨里杏はそう言い残し、そのまま電話が切れてしまいました。
学校にいると言っていた梨里杏の元へ駆けつけると、、、そこで新堂家の人々は、学校の屋上から転落する梨里杏を目の当たりにしてしまうのです。
梨里杏の死は自殺と断定され、捜査は打ち切られてしまうのですが、あこがれだった女優デビューが決まった矢先の出来事ゆえ、

納得できない新堂家の家族たちは、梨里杏の死の真相を探るべく情報収集をはじめます。
そんな中、週刊誌に梨里杏が担任教師・高瀬卓郎(カトウシンスケ)を相手にパパ活を行っていたという記事が出回るとともに、

暴露系配信者によって記事が拡散されたことで、新堂家は誹謗中傷されてしまうように・・・。
次女・梨里杏の死に追い打ちをかけるような誹謗中傷に深く傷つく新堂家の人々でしたが、記事を書いた記者によると、
実は、この梨里杏のパパ活疑惑記事の裏には、政財界に大きな影響力を持つ早乙女家とその家族が関係しており、自殺であるかのようにメディア誘導されているとのこと。
「娘の死の真相は、すべて早乙女家の”ホームパーティー”に隠されている」
そのことを確信したことで、新堂家の面々は梨里杏に復讐を誓うとともに、死の真相を探るため、”ホームパーティー”が行われた早乙女家の一家やその関係者に対し、それぞれ別人になりすまして近付き、
その真実を暴き、復讐していくのです。

「ブラックファミリア」は”ブラック”シリーズ第3弾!
2017年10月期放送の木村多江さん主演「ブラックリベンジ」、2018年10月期放送の山口紗弥加さん主演「ブラックスキャンダル」に続く、”ブラック”シリーズ第3弾の作品です。
過去のブラックシリーズについてご紹介させて頂きます。
「ブラックリベンジ」
2017年10月期放送の木村多江さん主演の作品。

今宮沙織(木村多江)は、夫である政治家・寺田圭吾(高橋光臣)と幸せな日々を過ごしていましたたが、
文藝星流株式会社の週刊誌「週刊星流」により、夫・圭吾が身に覚えのない裏金スキャンダルと愛人スキャンダルがスクープされたことを苦に自殺。
そして、沙織はそのショックで流産してしまいました。
それから5年後、その記事が捏造であったことを知った沙織は、「週刊星流」の契約ライターとなり、大切な家族を奪った捏造記事を書いた記者に復讐するために動くのです。
ブラックスキャンダル
2018年10月期放送の山口紗弥加さん主演の作品。

ある日、人気女優・藤崎沙羅(松本まりか)の不倫スキャンダルが大々的に報道されました。
ですが、このことは沙羅にとってはまったく身に覚えのないことでした。
釈明会見を開こうとした矢先、不倫相手として報道された人気俳優・棚城健二郎(波岡一喜)が突然会見場に現れ、あろうことか事実関係を認めてしまうのです。
この会見で、沙羅は世間から猛烈な誹謗中傷を浴びせられ、遂には芸能界からも追放されてしまいます。
そのことで、沙羅の母・藤崎雅美(クノ真季子)は耐えきれず、記者の前で焼身自殺。沙羅はすべてを失ってしまいました。
5年後、沙羅は後輩女優・阿久津唯菜(松井玲奈)から、不倫相手とされた二世俳優が、自分の元所属先である芸能プロダクション「フローライト」から金を積まれたことで、嘘のスキャンダルを演じたと告白したことを聞かされます。
真実を知った沙羅は、整形手術を受けて顔を変えるとともに、矢神亜梨沙(山口紗弥加)と名乗り、「フローライト」にマネージャーとして潜入し、自分を陥れた者たちに復讐しようとするのです。
まとめ
2023年10月期のドラマは、漫画が原作のものが多い印象ですが、「ブラックファミリア」の原作漫画ではなく、完全オリジナル作品です。
娘の死の真相を暴くため、一家総出で異なる人物に成りすまし、復讐を遂げていく・・・というストーリー。
復讐劇を描いた2017年10月期放送の木村多江さん主演「ブラックリベンジ」、2018年10月期放送の山口紗弥加さん主演「ブラックスキャンダル」に続く、”ブラック”シリーズ第3弾となります。
人気ドラマを手掛けた3人の脚本家の方たちが描く新堂家の復讐劇を描いた「ブラックファミリア」。
次女・梨里杏の死の真相はなんなのか、そして、一家がどんなふうに復讐していくのかも見どころですね!
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