「アンチヒーロー」【第4話・考察】志水と桃瀬礼子は夫婦で紗耶の両親?1話の明墨のセリフが伏線!

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「アンチヒーロー」の第4話までの内容を考察すると、志水裕策(緒形直人)と桃瀬礼子(吹石一恵)は夫婦であり、紗耶(近藤華)の両親の可能性があるのでは?と考えます。

「アインチヒーロー」第1話の冒頭、明墨(長谷川博己)が言っていたセリフが伏線なのでは?

以下、まとめてみました。

目次

「アンチヒーロー」【第4話・考察】志水と桃瀬礼子は夫婦で紗耶の両親?

「アンチヒーロー」の第4話までの内容から、志水裕策と桃瀬礼子は夫婦であり、紗耶の両親の可能性があるのでは?と考察しています。

何故そのように考察するのか、以下、まとめてみました。

志水裕策と紗耶

拘置所内にて、志水は幼い頃の紗耶によく似た少女の絵を描いていました。

©TBS

12年前、千葉市の花見川区の閑静な住宅街にて起こった糸井一家殺害事件の犯人として逮捕された志水。

よって、この志水が書いた少女の絵は、志水が逮捕される前の12年前の紗耶の似顔絵のように思えます。

紗耶の似顔絵を描くということは、志水が紗耶の父親であるという可能性が高いのでは?

糸井一家殺害事件については、こちらの記事に詳しく書いてあります↓

「アンチヒーロー」4話ネタバレあらすじ!12年前の事件の概要もまとめて紹介!

桃瀬礼子は死去

「アンチヒーロー」第4話にて、紫ノ宮(堀田真由)は紗耶が通っている保護犬施設「わんはっぴー」を訪れ、幼い紗耶の写真を見つけました。

©TBS

そして、施設を案内してくれた女性から、紗耶の隣に座る女性は「桃瀬」という名の人物であるということ、また「随分前に亡くなった」ということを聞きました。

紗耶の隣に座っていることを考えると、紗耶と親しい関係であることが分かります。

幼い紗耶が1人で保護権施設に通うようになるとは考えにくいので、母である桃瀬礼子の影響を受けて一緒に通うようになったと考えるのが自然のように思えます。

「アンチヒーロー」第2話にて、明墨がこの紗耶の隣で写真におさまっていた桃瀬礼子のお墓を訪れ、涙を流していた場面があり、

その墓石に刻まれた内容から、桃瀬礼子は6年前に亡くなっていることが分かっています。

紗耶に両親はいない

紗耶は、児童養護施設で暮らしており、そのことから両親がいないということが分かります。

もしも、志水裕策と桃瀬礼子が紗耶の両親だった場合、紗耶が児童養護施設にて暮らしていることにも納得がいきます。

12年前に志水が逮捕されたことで、志水と桃瀬は離婚し、紗耶は桃瀬と暮らしていたものの、6年前に母である桃瀬が亡くなったことで、両親ともにいなくなった紗耶は児童養護施設にて暮らすようになったのでは?

「アンチヒーロー」第1話の明墨のセリフが伏線!

「アンチヒーロー」第1話の冒頭にて、明墨が話していたセリフがこの物語の伏線になっているように思えます。

志水裕策と桃瀬礼子、そして紗耶の関係は、この明墨のセリフがすべてなのでは?

以下、何故そう思えるのか、まとめてみました。

「アンチヒーロー」第1話・明墨のセリフ

©TBS

「アンチヒーロー」第1話冒頭、明墨が話していたセリフは以下の通り。

殺人犯として生きるということは、どういうことだと思いますか?

「人殺し」「生きる価値なし」「人間のクズ」「死んで償え」

有罪が確定した瞬間、こんな言葉があなたに浴びせられます。

見ず知らずの他人が、何千何万というナイフであなたの心を平然と刺していくんです。

その矛先はあなただけではありませんよ。

家族・恋人・友人・同僚・・・あなたの人生に関わったすべての人が「殺人犯の何々」という称号を強制的に与えられるんです。

罪のない人間が犯罪者と同じ扱いをされるんです。

むしろ殺人犯として牢屋で過ごすより悲惨かもしれませんね。

この時の明墨が言っている「罪のない人間が犯罪者と同じ扱いを受ける」「殺人犯として牢屋で過ごすより悲惨」とは、

一般論として語っていはいるものの、志水が逮捕され、有罪判決を受けてしまった後の桃瀬や紗耶のことも含まれているのではないでしょうか?

紗耶のトラウマ

「アンチヒーロー」第1話にて、紗耶が落としてしまったリードを女性に拾ってもらった際、怯えているような表情をしていたことから、紗耶は何かしらトラウマを抱えているように見受けられます。

保護犬の施設においても、児童養護施設においても普通に過ごしているように思えるので、もしかするとリードを拾ってくれた女性を見上げるような姿勢になっていたことが関係あるのかもしれません。

そう考えると、夫が殺人犯となり死刑判決を受けてしまったことで、世間から「殺人犯の妻」という目で見られることに耐えられなくなった母・桃瀬礼子が首を吊り亡くなっていた場面を目撃などしたことで

紗耶は母親と同じくらいの年齢の女性を見上げるなどした時にその光景を思い出し、トラウマを発症するのかもしれません。

志水の「静かに死なせて下さい」の理由

志水は糸井一家殺害事件の犯人として死刑を求刑されていますが、これはおそらく冤罪。

志水自身も逮捕後は殺害を否認しています。

ですが、志水は後に罪を認めたとのこと。

この志水が罪を認めたのは、自身の妻・桃瀬礼子の死に関係があるのではないかと考えます。

©TBS

自分が逮捕されてしまったことで、何の罪もない妻が自ら命を絶ってしまった・・・そのことに責任を感じた志水は「自分も死んでしまいたい」と思うようになり、

面会に来た明墨に対し、「静かに死なせて下さい。」と言ったのではないでしょうか。

明墨の涙の理由

明墨は桃瀬礼子のお墓の前で涙を流していました。

そのことから、桃瀬は明墨の大事な人、恋人や姉妹だったのでは?との考察もできますが、第4話を視聴すると、そうではない可能性が高いように思えます。

明墨は志水の事件を検事として担当しており、裁判にて志水に有罪判決が下ったものの、後に千葉県警が証拠を隠蔽していた事実を掴み、志水が冤罪だった事実を知ったようです。

6年前、紫ノ宮は自身の父であり、千葉県警刑事部長・倉田を訪ねてきた明墨の姿を目撃しています。

その時、明墨は倉田に対し「あなたは不正に隠蔽したのではないですか?」と言っていたとのこと。

6年前と言えば、ちょうど桃瀬礼子が亡くなった時期です。

自分が検事として有罪に持ち込んだ志水の罪が冤罪であったことを知った明墨は、志水の妻・桃瀬の死も自分のせいだと自分を責めており、

そのことで桃瀬のお墓の前で涙したのではないでしょうか?

まとめ

「アンチヒーロー」第4話までの内容から、志水裕策と桃瀬礼子は夫婦であり、紗耶の両親ではないかと考察しています。

「アインチヒーロー」第1話の冒頭、明墨が語っていた「罪のない人間が犯罪者と同じ扱いを受ける」「殺人犯として牢屋で過ごすより悲惨」というセリフが伏線となっており、

これは、一般論でありながらも、志水の家族である桃瀬礼子や紗耶のことも指しているのではないでしょうか。

冤罪であるものの、「殺人犯の妻」となってしまった桃瀬礼子は、世間の人たちからの心ない言葉に耐えることが出来なくなり自死を選んでしまったのでは?

そのことに責任を感じた志水は、罪を犯していないにも関わらず控訴をせずに死刑執行を待っており、

一方、明墨は桃瀬のお墓の前で涙を流すとともに、紗耶の面倒を見ながら何とか志水を無罪にしたいと考えているのではないでしょうか。

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