「グレイトギフト」の真犯人を考察すると、どう考えても奈良茉莉（小野花梨）が怪しく感じられます。
ですが、奈良の単独犯であるとは考えにくく、おそらく真犯人・黒幕が存在するように思われ、その正体は本坊巧（ 筒井道隆）ではないかと考察します。
以下、「グレイトギフト」の真犯人・黒幕が本坊巧であると考察する理由と、奈良茉莉が共犯者ではないかと考える理由をまとめてみました。
【考察】「グレイトギフト」真犯人・黒幕は本坊巧！？
「グレイトギフト」の真犯人を考察すると、どう考えても奈良茉莉が怪しく感じられるのですが、
奈良の単独犯ではなく、おそらく真犯人・黒幕が存在するように思われ、その正体は本坊巧ではないかと考察します。
以下、「グレイトギフト」の真犯人・黒幕が本坊巧であると考察する理由をまとめてみました。
動機は杏梨
明鏡医科大学付属病院にて、最初にギフトによって殺害されたのは愛宕克己元総理大臣です。
よって、愛宕元総理大臣を殺害することが真犯人の目的だったことになります。
愛宕元総理大臣の死によって得をする人物・・・と考えると、遺産が手に入る愛人の安曇杏梨（倉科カナ）が当てはまりますが、
本坊巧は杏梨に想いを寄せており、藤巻達臣（反町隆史）の前でも、「杏梨さんを手に入れる」と言ってはばかりません。
第2話で本坊はこのような発言をしています。
また、杏梨は「力のある人が好き」と常々口にしている権力志向が強い女性ゆえ、自らも力を手に入れるべくギフトによる殺人に手を染めるようになった可能性が大いに考えられます。
愛宕元総理大臣の愛人だった杏梨を自らのものとするため、愛宕元総理大臣を殺害するとともに、ギフトを使うことで邪魔者を消し、権力を得ようとたくらんだ可能性もあるのでは？
終末期患者を熟知
明鏡医科大学付属病院にて最初にギフトによる犠牲者となったのは愛宕元総理大臣でしたが、その後は終末期の患者が犠牲者となっています。
このことから、犯人は、入院している患者の中でも終末期の患者は誰なのかについて熟知していることが分かります。
事務長である本坊なら、どの患者が終末期の患者であるのかは調べればすぐに把握できるかと思われます。
藤巻に久留米について嘘をつく
第3話において、白鳥稔（佐々木蔵之介）によってラボからギフトが盗まれたことで、藤巻は本坊にラボに鍵をかけられるようにしてほしいと依頼しました。
その際、本坊は藤巻にこう話しています。
第7・8話にて、久留米穂希（波瑠）は、明鏡医科大学付属病院に来る前は国立生命理工学研究所に勤めていたことが判明しました。
国立生命理工学研究所での職歴は抹消されていたとのことなので、本坊が久留米の「前の職場」である国立生命理工学研究所での職歴について知らなかったとしても不思議ではないですが、
「前の職場をクビになった」や「上司と不倫関係になって揉めた」と言うのは、おそらく本坊の嘘だと思われます。
このことから、本坊は藤巻と久留米が接近することを快く思っていなかったことが分かります。
また、この時本坊は、「鍵を付けて欲しい」という藤巻に対し、こうも言っています。
本当にこのような規則があるのかもしれませんが、合い鍵を持とうとするところもギフトを管理しようとしているように思え、怪しく感じます。
【考察】「グレイトギフト」奈良茉莉は犯人の共犯者！
上述の通り、「グレイトギフト」の真犯人・黒幕は本坊巧ではないかと考察しています。
ですが、本坊巧が単独で行っているわけではなく、奈良茉莉が共犯者ではないかと推察します。
奈良茉莉が共犯者であると考える理由についてまとめてみました。
培養ができる
本坊は事務長ゆえ、おそらくギフトの培養など専門的なことはできないかと思われます。
もしかすると、以前検査技師として働いていた経験があるという可能性もありますが、事務長として働きながらギフトの培養をしていたというのはかなり無理があるかと思われますので、本坊には共犯者がいると考えられます。
そうなると、やはり検査技師である奈良茉莉が共犯者なのでは？
久留米に憧れている？
第8話にて、ギフト（Oct7）は国立生命理工学研究所にて、久留米が作り出したものであることが判明しました。
久留米はすべてのギフト（Oct7）を破棄して国立生命理工学研究所を去ったつもりでいましたが、ギフト（Oct7）の研究を誰かが引き継いでおり、
その人物こそが、明鏡医科大学付属病院にギフト（Oct7）を持ち込んだのではと考えられます。
ギフト（Oct7）の研究を誰かが引き継いだのであれば、それはやはり検査技師では？
奈良は、「先輩、先輩」といつも久留米を慕っている印象です。
もしかすると、自分が研究を引き継いだギフト（Oct7）の創造者であることで久留米のことを「すごい」と慕っているのかもしれませんが、
慕っているわけではなく、検査技師として自分の方が優れていると思いつつ、慕っている”ふり”をしている可能性も。
久留米の言う”犯人像”に当てはまる
第8話において、久留米は犯人像を以下のように分析しています。
・久留米をライバルだと思っている
・改良型Oct7を使うことで自分の優位性を見せつけている
・稚拙な感情で人を殺す危険な人間
久留米をライバル視し、「自分の方が優れている」ということをアピールするため、改良型Oct7を使い殺人を犯している犯人。
ギフトの培養を白鳥に頼まれた奈良は、培地のレシピを白鳥に渡す際、こう言っていました。
「割とちゃっちゃと出来ちゃいました。」
このセリフは、「久留米よりも自分の方が優れている」ということをアピールしているように思えます。
このことから、奈良は久留米の考える犯人像に当てはまるように思えます。
【考察】「グレイトギフト」真犯人・黒幕は本坊巧で奈良茉莉は共犯者！
以上のことから、「グレイトギフト」の真犯人・黒幕は本坊巧であり、奈良茉莉が共犯者であると考察します。
以下、2人が共犯だと考える理由についてまとめてみました。
愛宕元総理の殺害
上述の通り、愛宕元総理を殺害することで利益があると思われるのは、安曇杏梨と本坊巧。
奈良茉莉がギフトを持ち込んだ犯人であったとしても、愛宕元総理を狙う必要性はないかと思われます。
よって、久留米の考える犯人像に当てはまっているものの、奈良の単独犯とは考えにくく、愛宕元総理を殺害することで利益がある安曇杏梨と本坊巧のどちらかが関わっていると考えられます。
杏梨と奈良との接点は薄そうなので、やはり本坊と奈良の共犯である可能性が高いのでは？
優位性を見せつけるための殺人
終末期の患者を狙った殺人は、「（久留米よりも）自分の方が優れている」というただ優位性を見せつけたいがための殺人。
よって、これには本坊はあまり関わっていないのでは？と考えます。
ですが、共犯者であるギフトを持ち込んだ奈良の「優位性を見せつけたい」という気持ちを満たすため、終末期の患者は誰なのか、
事務長として知りうる患者の情報を奈良に流していたという可能性が考えられます。
ギフトの培養を奈良に依頼
ギフトを秘密裏に培養するため、培養できる人物を連れてくるように頼まれた際、本坊は奈良を白鳥の元に連れて行きました。
そして、奈良はいとも簡単に培養に成功。
奈良が病院にギフトを持ち込んだ人物であれば、簡単に培養に成功したことも納得できますし、黒幕が本坊なら、奈良を白鳥の元に連れて行ったことにも合点がいきます。
まとめ
「グレイトギフト」の真犯人を考察すると、どう考えても奈良茉莉が怪しく感じられます。
ですが、奈良の単独犯であるとは考えにくく、おそらく真犯人・黒幕が存在するように思われ、その正体は本坊巧ではないかと考察します。
「自分の優位性を久留米に見せつける」という奈良の目的と、「杏梨を手に入れたい」という本坊の目的、その2人それぞれの目的を果たすため、
本坊と奈良は共犯関係となり、病院内でギフトを使った殺人を繰り返しているのでは？と考察しますが、その真相は・・・？
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