「グレイトギフト」第9話は、明鏡医科大学付属病院に殺人球菌「ギフト(オクト7)」を持ち込んだ犯人として藤巻麻帆(明日海りお)への疑惑が急浮上する展開で幕を閉じましたが、おそらく、真犯人は麻帆ではないと考察します。
また、麻帆は心臓病を患っていましたが、これはギフト(オクト7)の被害に遭ったため、心臓に疾患を抱えることになった可能性も考えられそうです。
麻帆が真犯人ではないと考察する理由と、麻帆の心臓疾患の原因について考察してみました。
「グレイトギフト」犯人は麻帆ではない理由6つ!
「グレイトギフト」第8話は、明鏡医科大学付属病院に殺人球菌「ギフト(オクト7)」を持ち込んだ犯人として藤巻麻帆(明日海りお)への疑惑が急浮上する展開で幕を閉じましたが、おそらく、真犯人は麻帆ではないと考察します。
以下、麻帆が犯人ではない理由についてまとめてみました。
①愛宕元総理との関係
ギフト(オクト7)の最初の被害者となったのは、愛宕元総理大臣(山田明郷)でした。
第8話終了時において、麻帆と愛宕元総理との関係性については全く触れられていません。
愛宕元総理を殺害する動機が麻帆には全くないため、麻帆が明鏡医科大学付属病院に殺人球菌「ギフト(オクト7)」を持ち込んだ犯人とは考えにくいです。
②終末期患者を狙った犯行
愛宕元総理が亡くなった後、明鏡医科大学付属病院において終末期患者を狙ったギフト(オクト7)による殺人が繰り返されており、
これについても、犯人は愛宕元総理殺害の犯人と同一人物だと思われます。
麻帆は明鏡医科大学付属病院に入院しているため、被害者の近くにいるという面では犯行を行うことは可能かもしれませんが、
患者である麻帆の立場からでは、どの患者が終末期の患者なのかを正しく把握することは不可能だと思われるため、やはり麻帆が犯人である可能性は低いと考えます。
③培養の技術
麻帆は元医療従事者ではありますが、看護師ゆえ、ギフトを培養する技術は持ち合わせていないと思われます。
第8話において、奈良茉莉(小野花梨)は白鳥稔(佐々木蔵之介)に対し、「割とちゃっちゃと出来た」と言っていたものの、
藤巻達臣(反町隆史)、久留米穂希(波留)によると、ギフトの培養は簡単ではないとのこと。
麻帆はギフトを培養する技術は持ち合わせていないと思われるため、やはり麻帆が犯人であるとは考えにくいです。
④保管の問題
ギフトは温度管理を徹底しないと死滅してしまうため、保管にはかなり気を遣わなければいけません。
専門的な設備も必要であるため、病院に入院中の麻帆が保管することはやはり不可能だと思われます。
⑤体力の問題
麻帆は、第8話の時点では手術を受け元気になって退院していますが、重い心臓病を患い、明鏡医科大学付属病院に入院中でした。
ギフトによる2人目の被害者が出る直前に、やっと心筋細胞シートを使用する許可が下りたとの報告を主治医である白鳥から聞かされていた麻帆。
おそらく心臓病のため体力もない状態だと思われ、第1話では「ちょっと寝返りをうつだけでも息苦しい」と白鳥に話しています。
そのような状態で殺人を犯すとも考えにくいため、やはり麻帆は犯人ではないと考察します。
⑥ミスリード?
最終回(第10話)を前に、第9話の最後に国立生命理工学研究所の職員名簿に名前があったことで犯人である疑惑が浮上した麻帆ですが、
こんなに早く犯人が分かるという展開になる可能性は低いのでは?と考えます。
最終回(第10話)で意外な犯人が判明するという展開になることが予想されますので、犯人に繋がるヒントである可能性は考えられるものの、
第9話終了時点で名前が挙がっていることを考えると、麻帆が犯人である可能性は極めて低いと推察します。
「グレイトギフト」麻帆はオクト7のせいで心臓病になった可能性も!?
最終回(第10話)を前に、第9話の最後で麻帆は明鏡医科大学付属病院に入院する前、治験の看護師として国立生命理工学研究所で働いていたことが判明しました。
もしかすると、麻帆が心臓病を患うきっかけになったのは国立生命理工学研究所での勤務であり、
治験の看護師としての勤務中に、オクト7を体の中に取り込んでしまったために心臓に影響を及ぼしてしまった可能性も考えられそうです。
ギフト(オクト7)は心臓に影響
ギフト(オクト7)は、体内に取り込むと心臓に到達し、心筋内で毒素を生んで心不全を誘発するということが分かっています。
麻帆の病気は拡張型心筋症という心臓疾患。
拡張型心筋症の原因は原因不明のことが多いようですが、ウイルス感染や遺伝的な原因も。
ウイルスまたは細菌が心筋に感染すると、心筋の収縮力が弱まります。結果的に、心臓の拍動が弱まり、最終的には拍動ができなくなります。この状態が続くと、ポンプ機能が低下し、心不全へ至ります。
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もしかしたら、看護師として勤務中に、治験に使用していた濃度の薄いギフト(オクト7)に知らずに触れてしまったことで
これを体内に取り込み、心臓に影響を与えてしまった可能性もありそうです。
心筋細胞シートは国立生命理工学研究所から
麻帆の心臓の手術に使われたのは、心筋細胞シート。
手術において、心筋細胞シートを使って心臓の機能を回復させたことで、麻帆は元気になり退院することが出来ました。
この麻帆の手術に使われた心筋細胞シートは、第1話で白鳥が話していた内容によると「まだ治験の最終段階で、使用するには厚労省の許可が必要」とのこと。
麻帆の夫・藤巻達臣がいろいろと働きかけたことで、厚労省の許可が下り、麻帆は手術を受けることができたのですが、
麻帆の手術に使われた心筋細胞シートは国立生命理工学研究所から取り寄せられたものでした。
国立生命理工学研究所では、偶然久留米の手で作られたギフトを引き続き研究、治験を行うことで心筋細胞シートを開発しているという可能性も考えられるのでは?
もしかしたら偶然ではなく、麻帆の感染も故意である可能性も・・・?
まとめ
「グレイトギフト」第9話は、明鏡医科大学付属病院に殺人球菌「ギフト(オクト7)」を持ち込んだ犯人として藤巻麻帆への疑惑が急浮上する展開で幕を閉じましたが、
麻帆は、重い心臓病を患い入院していたこと、医療従事者ではあるものの、看護師であり球菌の培養に関しての技術はないかと思われ、
また、愛宕元総理を殺害する動機もないかと思われますので、真犯人ではないと考察します。
麻帆は心臓病を患っていましたが、これは国立生命理工学研究所において治験の看護師として働いている際に、ギフト(オクト7)の被害に遭ったため、心臓に疾患を抱えることになった可能性も考えられそうです。
「グレイトギフト」は残すところあと1話。
真犯人は誰なのかも気になりますが、直接的ではないにしろ、殺人に加担することになってしまった藤巻先生の今後も気になります!
ちなみに、真犯人については本坊事務長と奈良茉莉の共犯だと考察しています。↓
【考察】「グレイトギフト」真犯人・黒幕は本坊巧!?奈良茉莉は共犯者で単独犯ではない!
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