「最高の教師」において、「犯人では?」「怪しい」という声の多い夫・九条蓮ですが、蓮は妻・里奈を突き落とした犯人ではないのでは?と私は考察しています。
おそらく、蓮も里奈と同じタイムリーパーであり、2周目の人生で里奈を助けるのではないかと考えています。
以下、詳しく考察していきます。
「最高の教師」夫・九条蓮は犯人ではない!?
「最高の教師」において、「犯人では?」「怪しい」という声の多い夫・九条蓮(松下洸平)ですが、蓮は妻・里奈(松岡茉優)を突き落とした犯人ではないのでは?と私は考察しています。
蓮が「怪しい」と言われる理由
夫・蓮のことを「怪しい」「妻・里奈を突き落とした犯人では?」という声に繋がっているのは、以下のような理由からだと思われます。
離婚理由が曖昧
里奈の1度目の人生では、里奈と蓮は夏に離婚しています。

しかし、里奈の2度目の人生では離婚は回避できており、里奈の1度目の人生では明かされなかった離婚理由が明かされています。
蓮の口から明かされた離婚理由は以下のようなものでした。
「仕事で強く責任持つようになってきて、だんだん時間がなくなって、話すこともなくなって。気付いたら俺怖くなったんだよね。このリビングのドアを開けるのが、怖くなったんだよ。里奈は昔から気遣いの人で、俺が忙しくなったら、余計に話しかけることも避けるようにしてくれてて、ずっとリビングで待つようになっていた。そしたら、いつも考えちゃってたんだよ。本当は俺に言いたいことあるんだろうな、それ悟ってほしいと思ってんだろうなって。そう思ってリビングに立つと、聞こえてくるんだよ、里奈の俺の想像の声が。だんだん帰るのがつらくなって」
聞いて欲しいことを口に出すこともなく、黙ってリビングで待っている里奈の姿を見ると、里奈の言いたいことを察してあげることができない自分自身に対し不甲斐なさを感じてしまうようになった・・・
言わば、自分で自分にプレッシャーをかけていたことが原因だというようなことだろうと思われますが、なんだか曖昧な理由。。。

明確な離婚理由でなかったことが”違和感”に繋がり、「他に何かあるのでは?」「蓮が怪しい」の声に繋がっているように感じます。
すぐにタイムリープを受け入れた
蓮は里奈から「実は2周目の人生なんだ」と告白された際、特に驚く様子も見せず、それを淡々と受け入れています。

誰かからそのような告白をされた際、驚くのが普通の反応のように思えます。
現に、第4話において、星崎透(奥平大兼)から「先生、タイムリープしてるんじゃないかって(思うんだ)」と聞かされた阿久津由利(藤﨑ゆりあ)や東風谷葵(當真あみ)は、怪訝な表情を浮かべています。

里奈がクローゼットの奥に生徒たちの写真を張り付けていることを目にしたことで、何かを感じ取っていたとしても、タイムリープについて驚くことなくすんなり受け入れることにはどうしても違和感を感じてしまいます。
文化祭に来ていた
蓮は、9月30日に行われた文化祭に来ていました。
文化祭にて鵜久森叶(芦田愛菜)に会い、言葉を交わしていますが、その後里奈に会いに行った様子はありません。
このことは、「蓮は何しに来たのか?」と蓮を怪しむ声に繋がっていました。

その後、この文化祭での場面は、鵜久森が転落した後に里奈と鵜久森について話すシーンの違和感をなくすためのものだったようでしたので、
文化祭に来ていたことに関しては、特に怪しい行動ではなかったようです。
近くで見張っていた?
第8話にて、里奈は問題児グループのリーダーである相楽琉偉(加藤清史郎)の家に行き、相楽と話をした後、蓮に車で迎えに来てくれるよう頼んでいます。
わざわざ迎えに来てもらったことに対し、里奈は「ごめんね。」と謝るのですが、この時実は、蓮は里奈のことを心配して相楽の家の近くにいたようです。
このことも、「近くで見張っていたのでは?」「怪しい」という声に繋がっています。

蓮は犯人ではない理由
里奈の1週目の人生を吹き抜け廊下から突き落とすことで終わらせた犯人が夫の蓮であった場合、その動機は何なのでしょうか?
里奈の1週目の人生において、里奈と蓮は夏に離婚しています。

卒業式の行われる3月には、もう他人同士となっており、わざわざ学校まで来て里奈を突き落とす理由はないように思われます。
離婚理由が曖昧なため、里奈に何か恨みを持っている可能性も否定はできませんが、第1話にて里奈が「50万円使っていいか」と聞いた際にも、特に理由を尋ねることもなく、蓮は快諾していますし、
里奈の帰りを夕飯を作って待っていてくれたり、里奈の話を聞いていたり、優しく理解のある夫のようですので、離婚した後、数か月経った卒業式の日に恨みを晴らしに来るなどどいうことは考えにくいです。
ただ、上記の通り、蓮に怪しい行動が見られるのも事実です。
しかし、この怪しく見える行動は、すべて「里奈のため」ではないかと思うのです。
「最高の教師」夫・九条蓮もタイムリーパーで里奈を助ける!?
里奈のタイムリープのことを驚くことなくすんなり受け入れていることを考えると、蓮も里奈同様2周目の人生を過ごしているのでは?と思うのです。
離婚した後、里奈の訃報を聞き、蓮は里奈を守ってあげることができなかったことを後悔し、どこか高いところから身を投げるなどしたことで、蓮も同じく人生をやり直すことになったのでは?
2周目の人生を与えられた蓮は、1週目の人生を後悔し、里奈を全力で守ろうとしているのではないかと思うのです。
離婚理由から
上記の通り、蓮の「里奈と離婚したい理由」については曖昧であり、これと言った大きな理由はありません。
特に里奈のことを嫌いになったとか、結婚生活が維持できなくなる物理的な理由などもありませんし、蓮は「離婚したい」と思っていても、里奈は「離婚したくない」と思っていました。

蓮と里奈の離婚は、自分で自分にプレッシャーをかけていた蓮自身の気持ちの問題であり、言わば、蓮のわがまま。
里奈はその蓮のわがままを受け入れることで離婚に至ったような気がします。
里奈を失ったことで蓮はそれに気が付き、2周目の人生では同じ過ちを繰り返さないよう、「いい夫」となり、1週目の人生ではできなかった里奈の話を聞くとともに、里奈のことを守ろうとしているのでは?

ただ、この場合だと、2周目の人生も1週目の人生同様、蓮から里奈に離婚を切り出していることが気にかかるのですが、
1週目と同じく離婚を切り出すことで里奈の反応をうかがい、1週目の時には聞けなかった里奈からの「離婚はいやだ」の言葉が蓮は嬉しかった・・・
そのことで、1度目の人生ではできなかった「里奈のこと大切にし、全力で守る」ということを2度目の人生で決意し、行っているように思えます。
文化祭に来たのは?
文化祭の日、蓮が学校に来て鵜久森と話す場面がありましたが、その後、里奈に会いに行った描写がありませんでした。
その後、この場面は、里奈と鵜久森について話をする際、「蓮も鵜久森のことを知っている」という設定にするための伏線だったことが分かったのですが、
それだけではなく、里奈のクラスの生徒たちを見に来たという可能性もあるのでは?
里奈が「1週目の人生において、卒業式の日に生徒の誰かから突き落とされた」と語ったことで、自らも「怪しい生徒はいないか」と生徒の様子をうかがうために文化祭に来たのかもしれません。
相楽の家の近くにいたのは?
第8話にて、クラスの問題児グループのリーダーである相楽の自宅に行った里奈は、帰宅する際に蓮に車で迎えに来てもらっています。
この時、どうやら蓮は近くにいたようですが、それは偶然ではなくわざと。
里奈のことを見張っていたようにも見えなくはないですが、それだと「近くにいた」ということは里奈には言わないはずです。
わざわざ車で迎えに来てもらったことに対して「ごめんね」と謝る里奈に、「気にしなくていい。近くにいたから」というようなことを話していることから、
問題児生徒の家に行く里奈のことを心配して近くで待機していたのでは?と感じます。

まとめ
「最高の教師」において、「犯人では?」「怪しい」という声の多い夫・九条蓮ですが、蓮は妻・里奈を突き落とした犯人ではないのでは?と私は考察しています。
1週目の人生において、離婚後に里奈の訃報を知ることになった蓮は、夏に下した離婚をいう決断を後悔するとともに、里奈のことを守ってあげられなかったことを後悔し、
高いところから身を投じるなどしたことで、蓮も2周目の人生を送ることになったのでは?
2周目の人生において、蓮は里奈のことを守ろうといろいろ行動しているのではないかと思うのです。
もしかすると、2周目の人生では、蓮が卒業式の日に現れて里奈を助ける・・・そんな展開になるかもしれないですね。
ちなみに、里奈を突き落とした犯人は星崎透であり、星崎もタイムリーパーでは?と私は考察しています↓

星崎が里奈を突き落とした理由については、こちらの記事にて詳しく考察しています↓

ただ・・・里奈自身が衝動的に飛び降りてしまった可能性も考えられそうです↓

他にもいろいろ考察しています↓











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