「最高の教師」第1話の放送内容から、九条里奈(松岡茉優)の離婚理由について、また、里奈は夫・蓮(松下洸平)との離婚を回避できるのかについて、以下考察していきます。
第1話において、里奈の夫・蓮は理解ある夫であり、優しい印象が強かったのですが、そんな”よき夫”である蓮から、里奈は1週目の人生で離婚を切り出されてしまいます。
第2話の予告を見ると、どうやら2週目の人生においても里奈は蓮から離婚を切り出されてしまうようです。
1週目の人生において、離婚を受け入れた里奈でしたが、2週目の人生の2人の運命は?
【考察】「最高の教師」(第1話)九条里奈の離婚理由の可能性4つ!
第1話視聴後、考えられる離婚理由としては、以下の4つの事柄が考えられます。
①里奈の無神経な言動が嫌になった
②他に好きな人ができた
③寂しさが蓄積した→里奈の気持ちを試した?
④自分自身に問題を抱えていて、里奈に迷惑をかけたくないという想いがあった
1つずつ見ていきます。
里奈の無神経さ
「最高の教師」のドラマ本編では流れていなかったシーンなのですが、TVerで視聴することのできるディレクターズカット版では、里奈と蓮との間に以下のようなやり取りがあります。
里奈が帰宅すると、1週目の人生において、夏に離婚するはずの夫・蓮がホワイトシチューを食べていました。
帰ってきた里奈に、蓮は「何か言うことないの?」と尋ねます。

なんのことだかよくわからない里奈は、きょとんとした表情。
すると、蓮は自分が食べていたテーブルの上のホワイトシチューを指さしてこう言います。
「いつもホワイトシチューで白米食べてると、『あんた人間じゃない』みたいに言ってくるじゃん。」

里奈「私、そんな口汚い言い方しないでしょ?」
蓮「するよー。ホワイトシチューの仇みたいな顔して。」
里奈「え?言ってないよ、そんなこと一度も。絶対。だって私、教師だよ。」

蓮「ふぅ~ん、分かった。じゃあ、今度録音しとくわ。」
蓮は「いつも言っている」と言うのに対し、里奈は「そんなこと言っていない。」と言う始末。
これは、無自覚に蓮のことを傷つけているという可能性も。
ホワイトシチューのことだけでなく、日常生活においても気が付かないうちに里奈は蓮のことを傷つけており、それに耐えられなくなったことで、蓮は里奈に離婚を切り出したということも考えられます。
以上は、ディレクターズカット版にてのみ見ることのできるシーンですので、もしも、蓮に対する里奈の無自覚で無神経な言動が離婚理由だった場合、
本編2話以降に、このようなエピソードが複数描かれると思われます。
他に好きな人ができた
ベタな離婚理由にはなりますが、もしかしたら蓮に「他に好きな人ができた」という可能性も無きにしも非ずかな?と思います。
ただ、可能性は極めて低そうです。
ドラマ「最高の教師」は、主人公の里奈が考え方や行動を変えていくことで1年後の未来を変えていくストーリーですので、
2人の離婚理由についても、第3者の関与はなく、おそらくは2人の間で解決できる理由なのでは?と考察します。
寂しさが蓄積した
蓮は、「玲奈に対して”頼りになる夫”でありたい」と思っており、自分を頼りにしてくれず、何も話してくれない里奈に対して寂しさを感じているのでは?と思うのです。
何も話してくれない里奈
こちらもディレクターズカット版にて見ることのできるシーンなのですが、休みの日に、玲奈は朝早く買い物に出かけています。
生徒を監視するため教室に設置するカメラなどを買いに行くのですが、出かける際、玄関にて蓮から「出かけるの?」と声をかけられます。
その時、里奈の蓮に対する返事は「うん、ちょっと」というもの。
その返事を聞いた蓮の表情は、何とも寂しそうに見えますし、玄関で里奈を見送る背中もどこか悲しそうに感じられます。

自分に何も話してくれない玲奈に対して、「夫である自分をもっと頼って欲しい」という気持ちや「なんでも話して欲しいのに話してくれない」ということへの寂しさや不満を感じているように見受けられました。
50万円の出費も快諾
担任するクラスの生徒である瓜生陽介から「50万円貸して」と頼まれた里奈は、蓮に「二人共有の貯金から50万円を引き出してもいいか?」と尋ねます。
里奈は理由は告げませんが、蓮は「分かった。わかんないけど、分かった。」とし、

「どうしても、今そのお金が必要な理由があるんだろ?」と、快く50万円を引き出すことを了承しており、とても理解のある夫であることがうかがえます。
もしかすると、この時蓮は、理由を告げない里奈に少し不満を持ちつつも、自分のことを頼ってくれたことに対して嬉しかったのかもしれません。
それゆえ、50万円を引き出すことにも快諾したのでは?
里奈がもっと蓮を頼りにし、2人の夫婦関係が何でも話し合えるものとなったなら、蓮は寂しさを感じることなく離婚も回避できるのでは?という気もします。
里奈のことを試した?
そもそも蓮は本当に離婚を望んでいたわけではなく、「里奈は、自分のことを必要としているのか?」里奈の心を探るべく離婚を提示した可能性もあるような気もします。
里奈が離婚に対してそれほど抵抗を示さなかったことで、結局離婚することになってしまった・・・という可能性もありそうです。
里奈に対する思いやり
理由も告げず、「50万円引き出したい」と言う玲奈に対し、「分かった。わかんないけど、分かった。」と快諾した蓮はとても思いやりのある優しい夫のようです。
よって、里奈への思いやりから離婚を切り出した可能性も考えられそうです。

例えば、自身の身体に何か病気が見つかるなど、里奈を巻き込みたくないという気持ちから離婚を切り出した可能性も。
【考察】「最高の教師」(第1話)九条里奈は離婚を回避できるのか?
ホワイトシチューと白米を一緒に食べてると、「あんた人間じゃない」と言ってくる里奈ですが、本人は「絶対にそんなこと一度も言ってない。」とのこと。
他にも、本人は全く気にしていないものの、蓮に対し、無自覚にいろいろ酷い言動をしている可能性は高いと言えると思います。

また、玄関先にて蓮が寂しそうな表情をしているのにも、里奈は全く気が付く様子はありませんでした。
「生徒に寄り添い、未来を変える」と決心した里奈ですが、離婚を回避するには、生徒だけでなく、夫・蓮にも寄り添う必要があると思われます。
1週目の人生では、「訳も分からず離婚に同意した」ということでしたが、自分の言動を振り返るとともに、蓮の気持ちを汲み取ることができれば、離婚は回避できるのではないでしょうか。
第1話を見る限り、夫婦仲が悪いという感じには見えませんでしたので、里奈が蓮の気持ちに寄り添うとともに、蓮に対しなんでも話し、頼ることができるようになることで二人の離婚は回避できるという結末になるのでは?と私は考察しています。
まとめ
「最高の教師」第1話の放送内容から、九条里奈(松岡茉優)の離婚理由について、また、里奈は夫・蓮(松下洸平)との離婚を回避できるのかについて、考察してみました。
蓮が離婚を切り出した理由については、以下の4つの理由が考えられそうです。
①里奈の無神経な言動が嫌になった
②他に好きな人ができた
③寂しさが蓄積した→里奈の気持ちを試した?
④自分自身に問題を抱えていて、里奈に迷惑をかけたくないという想いがあった
中でも可能性が高いのは、③寂しさが蓄積したことが原因では?と私は考察しています。
里奈が蓮の”寂しさ”に気が付くことができ、何でも話し合える夫婦関係を構築することができれば、離婚を回避できると思いますし、
私の希望も入ってしまいますが、このドラマの展開としては、そうであって欲しいと願います。
第2話以降では、蓮が離婚を切り出した理由も徐々に明らかになっていくかと思われます。
第2話も楽しみですね!
【追記】
「最高の教師」第3話にて、蓮の口から離婚理由が語られました。
その理由は、自分自身にプレッシャーをかけてしまっていたことでした。
蓮から語られた内容は以下の通りです。
「仕事で強く責任持つようになってきて、だんだん時間がなくなって、話すこともなくなって。気付いたら俺怖くなったんだよね。このリビングのドアを開けるのが、怖くなったんだよ。里奈は昔から気遣いの人で、俺が忙しくなったら、余計に話しかけることも避けるようにしてくれてて、ずっとリビングで待つようになっていた。そしたら、いつも考えちゃってたんだよ。本当は俺に言いたいことあるんだろうな、それ悟ってほしいと思ってんだろうなって。そう思ってリビングに立つと、聞こえてくるんだよ、里奈の俺の想像の声が。だんだん帰るのがつらくなって」
里奈が何にも言わずに行動していることを寂しく思っていたわけではなく、悟って欲しいと思ってるんだろうけれど、自分にはそれができない・・・
そう思ってしまうことで、それが段々と蓮にとってプレッシャーとなり重荷になってしまっていたようです。
その後、蓮は「俺が里奈のつらいこと全部聞くから言ってほしい、てか言え。離婚の相談もなかったことにしてほしい。頼む!」と言っていましたので、
これで二人の離婚は解決できたようです。
他にもいろいろ考察しています↓










へのいじめのきっかけと中心人物まとめ!-300x169.jpg)



コメント